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物流ニュース
エス・トランスポートサービス アリソン製AT搭載の中型レンジャー導入
2021年10月4日
アリソンジャパンは9月7日、精密機器輸送を手がけるエス・トランスポートサービス(斎藤隆幸社長、秋田県大館市)が、アリソン製フルオートマチックトランスミッション搭載の日野中型「レンジャー」を採用したと発表。長距離輸送が7割を占める同社では、全社で輸送用トラックの2ペダル化を進めており、アリソン製AT搭載の中型車を主に輸出用電子部品の長距離輸送で運用していく。
同社では、MT車での長時間走行やクラッチワークの積み重ねで、多くのドライバーが腰痛に悩まされていたという。斎藤社長は、「経営者としてドライバーの快適な労働環境を整えることは非常に大事で、西東北日野自動車さんに相談したところ、アリソン製AT車の試乗を勧められた。実際に私が運転し、スムーズな走りと操作性の高さから社員のストレス軽減に寄与すると考え、採用した」と説明。「AT車の走行性能に懐疑的なベテランドライバーもいたが、実際に運転してみて、力強い走りと排気ブレーキによる下り坂での減速が想像以上に効果的なことに驚いている。今では多くのドライバーから『AT車のおかげで運転が楽になった』という声が上がっている」とも。
また、 「当社調べによる6月の平均燃費はアリソン製AT車でリッター6.9km、MT車で同6.6km―同5.4kmと、AT車が優れていた」という。アリソンジャパンでは、「今後、全国の販社と協力し、試乗の機会を創出していく予定」としている。
◎関連リンク→ アリソンジャパン
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