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物流ニュース
揺らぎのない会社へ インターロジサービス
2010年7月9日
インターロジサービス(大阪府茨木市)の孫田隆行社長は「創業以来、『安全、確実、迅速』をモットーに、中小企業として何が出来るかを考え、荷主の工程を省くことで喜んでもらいたい」と話し、「安全・品質を保持し、その面では同業者でナンバー1になることが目標」と意気込む。
同社は、ISO9001と14001を、業界としては早期に取得し、荷主と同じ基準で仕事に取り組む態勢を取っている。
日常の取り組みとしては、各営業所でヒヤリハットを集計して事故要因の芽を摘み、予防処置を展開。過去の事故事例を参考に、現在も改善されているかを検証して、事故の再発防止に努めている。
「コストを掛けて安全や効率を図ることは誰にでも出来る。商品の特徴からコストの比重を分け、機械化するだけではなく、全体を見て総合的に判断をしている」として、「営業倉庫は汎用性を考えると設備なども一般的なもの。その中でも作業効率の良い倉庫作りをしている」と語る。
業界の研修で海外視察にも行った同社長は「物流先進国といえども、機械やシステムだけで完璧化するのは難しく、今後の中小企業では人のレベルアップが大切。責任感を持った人間が何人居るかが会社にとっては重要」と強調する。
同社は、有事の際に自らの力で解決出来る自浄能力や免疫力、些細なことでも継続していける持続力を付け、自身のために働くことで会社が伸びると考える社員、的確な判断・指示を与えられる管理者を育てている。
同社長は「自ら考える人材を育てていきたい。社員が意見を言いやすいコミュニケーションの取れる、揺らぎのない強い会社作りを目指している」と語る。
◎関連リンク→ 株式会社インターロジサービスこの記事へのコメント
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