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    日本郵船 備蓄用飲料水をビッグイシューへ寄贈

    2010年8月9日

     
     
     

     日本郵船はこのほど、災害時に備えて社内に保管していた1.5リットルボトルの飲料水2400本を、公益社団法人日本フィランソロピー協会を通じて特定非営利活動法人ビッグイシュー基金へ寄贈した。
     同社では、災害発生時など万一の事態に備え、飲料水や食料などを備蓄。今回、飲料水を入れ替えるにあたり、有効的な活用方法を社内で検討した結果、同団体に寄贈することを決定した。


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     同NPO法人は、市民や企業の協力を得てホームレスの人たちに生活自立、就業、文化スポーツ活動などの支援を行う「敗者復活」応援市民プロジェクトを展開。日本郵船が寄贈した飲料水は、同団体の母体であるビッグイシュー日本に所属するホームレスの人たちが、猛暑の路上で雑誌『ビッグイシュー日本版』を販売する際などに配布され、熱中症予防などに利用される。
     『ビッグイシュー日本版』の販売には、現在約150名が携わっており、1冊300円の売り上げのうち160円が販売者の収入となる。2003年9月の創刊から今年3月までに388万冊を販売し、5億748万円が販売者の収入となっている。これにより簡易宿泊所に泊まるなどして、延べ121名が路上生活を抜け出すことが可能になったという。
     日本郵船では、「これからも地球社会と共に生きる『良き企業市民』として、積極的に社会貢献活動に取り組んでいく」としている。
    ◎関連リンク→ 日本郵船株式会社
    ◎関連リンク→ ビッグイシュー日本版

     
     
     
     

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