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物流ニュース
ひろしまトラックまつり 初のオンライン開催、開催に安堵の声も
2021年10月30日
【広島】第28回ひろしまトラックまつりが10月10日、初の無観客、オンライン配信で開催。毎年2万人超を動員するまつりは昨年のコロナ禍で、長い歴史の中で初めて中止に。今回、感染症対策を最優先し、YouTubeの生配信で2年ぶりに実施された。
まつり実行委員会(一橋俊秀委員長=岡明運送専務)メンバーと、テーマ「広島から届ける安心安全の絆〜真心を込めて未来のために〜」はそのままに、3月から準備してきた。
運営に当たる青年部協議会の西尾義輝会長(中国陸運社長)は「悩み抜き、この形での開催を決めた。配信を見る人が楽しめる内容を繰り返し検討した」と振り返る。一橋氏は開催できたことに安堵したとし「コロナ禍でも物流は変わらず動いている。配信で我々の業界を知ってほしい」と話す。
会場の広島運輸支局(広島市西区)構内では、小丸成洋・広ト協会長が「初の試みだが、同協議会一同が尽力してきた」と労い、多くの人に視聴してほしいとあいさつし、開幕した。
今回は中心イベントにアーバンスポーツを採用。トラックの荷台上に作られたパークで、世界で活躍するアスリートがBMXやスケートボード、スラックラインの技を次々と繰り出した。
会員事業者のトラック60台から〝広島で一番カッコいいトラック〟を決めるインスタ連動企画も実施。トラックの日絵画コンクールの表彰式やダンス・書道のパフォーマンス、県警音楽隊の演奏などの演目も配信。合間には県や県警の協力の元、会場リポートも行われた。
秋晴れの中、例年と同じ5時間半のまつりは無事に配信を終えた。なお、内容を編集後、広ト協のYouTube公式チャンネルで公開するという。
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