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物流ニュース
SBSロジコム 横浜金沢物流センター竣工
2021年10月30日
SBSロジコム(鎌田正彦社長、東京都墨田区)が横浜市金沢区でかねて建設を進めていた横浜金沢物流センターがこのほど完成し、10月26日に竣工式を執り行った。
また、同センターはグループ企業であるSBSリコーロジスティクス(若松勝久社長)が運営するため、同センターの開所式も同時に行われた。
開所式には、荷主企業である大塚商会の大塚裕司社長や倉庫内の設備導入を担ったマテハン企業であるダイフクの下代博社長、オカムラの田尻誠本部長らも出席、同センターのオープンを祝った。
横浜金沢物流センターは、もともと3棟あったSBSロジコムの倉庫を解体し、新しく建て替えたもので、8050坪の敷地に、延べ床面積1万6244坪の4階建ての倉庫が建っている。
非常用発電設備などBCP対策をはじめ、免震構造や断熱性能など、機能的かつ環境に配慮した設計がなされている。
さらにSBSグループとして初となる自家消費型の太陽光設備を導入、3108枚の太陽光パネルを敷設、施設全体の消費電力の約30%をカバーするという。
同センターは今回、積極的にロボットを導入し、省力化が進められているのが特徴で、大塚商会のたのめーるで扱う商品の入出庫や保管を手掛けるため、オカムラのオートストアを導入している。
内覧会では、実際にロボットが稼働していたが、格子状に組まれたグリッド内に専用コンテナが隙間なく格納されており、その上を120台のロボットが縦横無尽に走行しながら、目的の専用コンテナを見つけ、自動で搬送していた。
鎌田社長によると、DX化によって同センターは、約50人分の省力化が図れているという。
◎関連リンク→ SBSロジコム株式会社
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