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物流ニュース
日本自動車ターミナル 京浜新6号棟が竣工
2010年10月6日
日本自動車ターミナル(東京都新宿区)の京浜トラックターミナル6号棟が老朽化のため工期10か月をかけて建て直され、9月17日に竣工式が行われた。
披露宴で菅原秀夫社長は「都市機能に重要な役割を果たすため京浜トラックターミナルの共営を開始して42年、会社としては45周年を迎えた。施設の更新を進めていくことが大きな経営課題。テナント各社に喜んでもらえ、環境問題のニーズへの対応も不可欠と認識している。新6号棟はバースにシャッターを配備し太陽光発電を導入、屋上には大型トラック対応の駐車場も設けた」とあいさつ。
来賓の国交省政策統括官付参事官の尾関良夫氏は「10月に羽田空港の再拡張事業が完成すれば、この地域の貨物取扱量も増大し、物流拠点としての役割がさらに大きくなるだろう」と述べた。
新6号棟は地上2階建て、建設面積は7600平方m、延床面積は7500平方m。1階は面積2800平方mの荷扱い場でバース数39、大型トラック42台が接着可能。事務室は1階と2階の2部屋がホームの両端にあり、ヤマト運輸と第一貨物が2部屋ずつ使用する。屋上南壁には太陽光発電用パネル240枚が設置され、一時間当たり最大50kwの発電が可能で、同棟使用電力の3ー5割をカバーする見込み。屋上は一部が緑地化されている。
◎関連リンク→ 日本自動車ターミナル株式会社この記事へのコメント
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