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物流ニュース
グリーンベル「グリーンオートリース」展開
2010年10月15日
グリーンベル(神奈川県川崎市麻生区)は全国のリース会社と業務提携し、運送事業者向けに「グリーンオートリース」と名付けた独自のサービスを提供している。
ユーザーの状況に合わせて40社を超える提携リース会社の中から最適な会社を選択し、審査依頼をかけるというもので、葛西宣行社長は、「当社の通過率は高い評価を得ている」と語る。
いすゞの販社で営業職を15年経験した後に同社を起業。「運送会社が、どうすれば信用会社の評価で点を上げられるかなどノウハウを蓄積してきた。気軽に相談を・・・」と語る。
緑ナンバーの短期リースサービスも開始。名義変更を同社が行い、運送事業者に車両を提供する。レンタカーや白ナンバーでの配送を嫌がる荷主への対応などでニーズがあり、「コンプライアンスを重視する運送事業者に評価いただいている」という。
また、中古トラックビジネスも展開。提携先リース会社からの中途解約車両や引き揚げ・買い取りなどの車両に加え、業販やオークションでも仕入れて販売している。「修理や塗装を徹底している。ドロドロの車両でも、ピカピカにしてから販売する」。
ユニークなのは、在庫情報をまとめた中古トラック情報誌「GeTruck(ゲットラック)」の発行。約300台の車両情報が掲載されている同冊子は、中古トラック業界で初となるフリーペーパーだ。「現在、2万部を発行しており、関東圏を中心に全国のディーラーや販売代理店のネットワークにも送付している」という。
価格だけでなく、リースを組んだ場合の月額料金や残価も掲載。「新しい仕事の引き合いが来た時に、ディーラーに使用車両の見積もりを取るのは面倒と感じているユーザーは多い。リース月額の目安が分かれば、受けられる仕事か判断できるはず」とする。
定期購読は無料で、送料も同社が負担。「HPにも在庫情報を掲載している。相談してほしい」と語る。
◎関連リンク→ 株式会社グリーンベルこの記事へのコメント
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