レンタル収納スペース推進協議会（ＲＳＡ、多田充伸代表理事）は１１月１８―１９日、「２０２１セルフストレージフォーラムジャパン」を開催した。コロナ禍の対策として昨年からオンライン形式での実施となったが、今年もＳＳＡＡ（Self Storage Association Asia）も協力し、共同フォーラムとして実施、２日目にはＳＳＡＡとのセッションやシンガポール事情、海外のトランクルームビジネスのＤＸ化などを日本語字幕付きで行い、国際色豊かな内容で行われた。

開会ではＲＳＡの吉田得生専務が日本国内のセルフストレージレポートを説明し、初の試みとして「わたしの店舗自慢動画コンテスト」を実施。参加作品の動画を放映しオンラインで参加者投票による審査を行い、人気投票で押入れ産業の店舗が第１位となった（ＳＳＡＡ賞も取得）。このほかユニーク賞や審査員特別賞なども発表された。このコンテストには映像プロデューサーでジャーナリストの上智大文学部新聞学科講師、鎮目博道氏も審査に加わり、「プロから学ぶ動画制作のポイント」も講演。

このほか日本不動産研究所の阿部進悦氏による「コロナ禍での不動産事業の動向と今後の展望」の基調講演や、電通ランウェイの岡本智明部長による「リモートワーク化におけるマーケティングトレンド（マーケティング手法の変化、イノベーション）」の講演、投資関連パネルディスカッションなども行った。

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