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物流ニュース
松本産業 デッドスペースをバイクコンテナに
2011年1月5日
松本産業(松本成士社長、名古屋市中川区)では現在、バイクコンテナの設置・販売サービス「トレジャーボックス」を展開している。デッドスペースを有効活用したいユーザーから反響が大きいという。
都市部ではバイクの駐輪場が少なく、自宅でも車以外に十分なスペースを確保できないケースが少なくない。一方で都市部には使い道の少ないスペース、いわゆるデッドスペースはたくさんある。自身もバイクに乗る松本社長は、「こうした双方の不便をマッチングできれば」と同サービスに目を付けた。
「トレジャーボックス」は長さ約2700mm、横約1400mm、高さ約2000mmのコンパクトサイズ。コンテナ販売と設置料で1台あたり27万円という価格設定。サービス開始直後から反響は大きく、わずか数か月で約20台を販売した。
バイクの駐輪場は場所によってはトランクルームよりも省スペースで利回りも高く、月額1万8000円で貸している場所もある。また、販売のみならずコンテナの移動など輸送業務に結びつく点もメリットは大きいと同社長は話す。
現在、飲料水メーカーと提携するなどしてデッドスペースを探しているという。中川区や中区など3店舗を展開しており、来年には一宮店をオープンする予定だ。
◎関連リンク→ 有限会社松本産業この記事へのコメント
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