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物流ニュース
コラボデリバリー「CDS」販売 吉祥寺商店街で3月に開始
2011年2月7日
東京路線トラック協会(有富慶二会長)の会員による共同出資会社「コラボデリバリー」(同社長、東京都中央区)は武蔵野市および吉祥寺商店会などとの調整が完了、3月7日から吉祥寺商店街地区を対象に共同集配事業をスタートさせる。全国に向けフランチャイズ方式で「コラボデリバリーシステム」(CDS)を販売する事業の第1号となる。
共配対象となる商店街は「吉祥寺南口」「吉祥寺パークロード」「新仲見世」「吉祥寺サンロード」など13商店会・899店が加盟。五日市街道をはさんで事業エリアに隣接する立体駐車場を利用して、荷さばき場を設けた。
環境に配慮し、荷さばき場を拠点に自動車を一切使わず、すべて台車、リヤカーでエリア内に向けた集配を行う。リヤカーも「ソーラーシステム」を採用した特注品という。
吉祥寺商店街は一般の乗用車も含めると1日平均2300台が駐停車しており、このうち営業トラックは自家用を除いて900台を占めることから、荷さばき駐車による渋滞緩和も狙う。運賃・料金は「1個135円」(案)を基本に個数割引、大口契約割引などを設定。一般のトラックより「割安感」のある設定とする考え。フランチャイジーにはヤマト運輸が決定しており、20日には運送事業者向けの説明会が行われた。
◎関連リンク→ 東京路線トラック協会この記事へのコメント
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