世界的な医療機器メーカーのコヴィディエン（本社・アイルランド）の日本法人コヴィディエンジャパン（野田良社長、東京都世田谷区）と医療機器の製造販売を行う日本シャーウッド（同）は１月１８日、静岡県袋井市に新物流センターを竣工した。
　ハマキョウレックス（大須賀秀徳社長、浜松市南区）を３ＰＬパートナーに、これまで静岡県掛川市と千葉県市川市に分散していた物流拠点を集約し、業務の効率化を図る。３月２９日から本格稼働させる。


　新センターは東名高速道路の袋井ＩＣから約５００ｍに立地、敷地面積は１万９３１３平方ｍ。鉄骨造り２階建てで、延べ床面積は２万６２６平方ｍ、事務所部分のみ３階建てとした。自動倉庫を導入し、入荷処理を簡素化。アクティブエリアとサービスエリアを明確に区分けしたほかデジタルピッキングを導入し、出荷作業を効率化する。今後の取扱量の増加に対応し、保管能力は従来の１.５倍に増やした。
　コヴィディエンジャパンでは「最新鋭設備を導入し、無駄を省いた運用を実現することで、業界トップクラスのディストリビューションセンターを目指す」としている。
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