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物流ニュース
全ト協 全国青年経営者研修会を開催
2011年3月15日
全ト協が主催する「全国物流青年経営者中央研修会」が2月18日、東京のグランドプリンスホテル赤坂で開催され、全国から634人が参加した。「原点回帰、未来へつなげ絆と想い」をテーマに掲げた今回は、講師に法政大学大学院政策創造研究科教授で同大学院静岡サテライトキャンパス長の坂本光司氏を招き、「元気印企業に学ぶ、これからの経営戦略」を講演。業種にかかわらず、業績を伸ばし続ける企業、不況でも黒字経営を続ける企業などを紹介した。
続いて、研修会幹事によるテーマに沿った質問が行われ、同時に全国会員アンケートの結果も報告。「今の仕事は好きですか」「自分の子供に今の仕事を誇れますか」「事業を継がせようと思いますか」など、仕事の根幹とも言える内容の質問に、アンケート結果では「嫌い」「誇れない」とそれぞれ約25%が答えており、事業継承では約75%が「継がせたくない」を選択。
佐久間恒吉好代表幹事は「会社の経営を語る以前に、ヤル気を盛り上げていかなくてはいけない。人として経営者として、上をめざし、勇気と元気を地元に持って帰っていただきたい」と述べた。
さらに、「5年後、10年後にはこの業界も変わったと一般の方から言ってもらえるようにしたい。今回は昨年より多く参加してもらえたが、全国に5300人いる会員の中の634人でしかない。手弁当でもいいから全員参加で、東京ドームを借り切くらいの勢いで頑張っていこう」と呼び掛けた。研修会後の新年会では、活発な情報の交換が行われた。この記事へのコメント
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