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物流ニュース
運転技術も大切、でもマナー向上も・・・アドバンストコミュニケーション
2011年3月14日
「人材」を「人財」に変えるオーダーメイド教育を提供しているアドバンストコミュニケーション(大阪市中央区)の岡井保千代社長は「企業は人がすべて。社会や顧客に対してのマナーのスキルアップが必要」とし、「人材教育のコストが後回しになっていることが多い」と指摘する。
同社の研修では、顧客ニーズに応じた研修プランを採り入れ、リーダーシップ研修やクレーム対応研修を提供している。岡井社長は「運転技術も必要だが、マナーも兼ね備えて顧客の評判を上げなければいけない」とし、「あいさつ、お辞儀、姿勢、表情を意識して行うだけで、顧客の満足度は変わる」と説明する。
リーダーシップ研修では、中間管理層のグループディスカッションを行い、リーダーの役割や自己のリーダータイプチェック、コミュニケーション能力などの研修でスキルアップを図る。
クレーム対応研修では、クレーム対応の基本知識をはじめ、クレームの持つメリットやデメリット、顧客満足を高める接客技術など、ロールプレイングを中心にした研修を実施している。
また、各企業にあったスキルアップを提供するため、58の項目から選択できるオリジナル研修も実施できる。同社のオリジナル研修は、現場スタッフにヒヤリングを行い、企業の体質を見極めて問題を分析、各企業に必要な教育を提供する。体質改善のため、全従業員で取り組める体制を整えるという。岡井社長は「会社全体で取り組むプログラムを作成して、実践の中で成果を確認しながらアフタフォローをしている」と話す。
岡井社長は「知識だけではなく、ロールプレイングを中心に体感して、自分自身で何が足りないかを気付いてもらうことが重要」と語る。また、同社は女性講師で構成されており、女性目線からのきめ細やかな指導と対応に心がけている。
今後、岡井社長は「助成金を活用した研修を提案していき、人材採用からマニュアル作成まで携わり、中小企業の役に立ちたい」と意気込む。
◎関連リンク→ 株式会社アドバンストコミュニケーションこの記事へのコメント
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