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物流ニュース
ムービング 段ボール引き取りサービス開始
2011年4月13日
引越事業支援会社のムービング(小松信幸社長、東京都文京区)はこのほど、ダンボール配達サービス「段配クン」に続き、ダンボール引き取りサービス「段引クン」をスタートさせた。「段配クン」は、同社が引越事業者に代わって、顧客にダンボールを届けるサービスで、引越会社は同社に必要な枚数や届け先を伝えるだけで、顧客にダンボールが届く仕組み。
一方、「段引クン」は、引っ越し後に出た廃ダンボールの処理を、同社が引越事業者に代わって引き取り、廃棄するサービス。引越会社は、同社に連絡するとともに、顧客に伝票と廃ダンボール用の梱包袋を渡すだけで、廃ダンボールの処理ができる。
同社によると、通常の引越契約には、引っ越し後に顧客宅に出向き、廃ダンボールの引き取りを行うというサービスが含まれており、こうした手間は、引越事業者にとって特に繁忙期などには、通常業務の妨げになってしまうケースがあるという。
「段引クン」は、同社が引越会社に代わって、顧客から廃ダンボールを引き取り、廃棄する。具体的には、引越会社が顧客に伝票と廃ダンボール用の梱包袋を渡す。顧客はその伝票に記された連絡先に連絡を入れると、同社と提携した宅配事業者が引き取りに来るというもの。
同社では、伝票と梱包袋を引越事業者に渡した上で、引き取る廃ダンボールを30枚1口とし、550円で提供する。さらに、「段配クン」とのセットでの注文の場合は、同550円で提供する。
同社では、「事務所としても、顧客からダンボールの引き取りの問い合わせがなくなり、それにかかる配車の調整も必要なく、通常業務に集中できる」とし、「貴重な時間と人材、そして価格高騰する燃料を使って自社で行うよりも、外部に委託した方がメリットは大きい」と指摘する。その上で、「業務効率化と、それによる大幅なコスト削減効果が期待できる」としている。この記事へのコメント
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