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物流ニュース
流通サービス 6月に新センター、環境に配慮した施設に
2011年3月29日
流通サービス(川添藤夫社長、埼玉県草加市)は車両の導入や物流施設の建設で、積極的に環境を配慮した取り組みを行っている。今年6月に八潮市に敷地約4650坪、床面積約7000坪の「八潮物流センター」をオープンさせる予定だが、同センターにも環境を配慮した取り組みが施されている。
消費電力をデマンドシステムで制御し、システムによる集中管理で照明と動力に使われる電力の節約を行う。場内の搬送システムも、ラインコンベアに小型モーターを分散配置し、必要最小限の電範囲を駆動させ、無駄な電力を消費しない搬送システムを導入する予定だ。
さらに、LED照明の採用や、トイレ、廊下の電気の消し忘れを防ぐ人感センサーの採用で電力削減を図る。
一方、車両の今年1月現在の導入状況は、LPG車が999台、LPI車(バイフェール車)が13台、ハイブリッド車が23台となっており、新長期規制DE車を440台導入。走行距離の長い基幹物流車両へのデジタコの導入(導入率45%)も進めて、省燃費運転の励行など環境に優しい経営を心がけている。
従業員数4700人(パート含む)、車両1800台という企業規模だけに、与える影響も大きい。同社は今後も、「積極的に環境保全活動に取り組んでいきたい」としている。この記事へのコメント
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