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物流ニュース
コラボデリバリー 「吉祥寺式」共配を開始
2011年4月11日
東京路線トラック協会(有富慶二会長)の会員による共同出資会社「コラボデリバリー」(同社長、中央区)は3月5日、「吉祥寺方式共同集配送事業」開始に伴い、共同集配送センターのオープニングセレモニーを、武蔵野市観光推進機構と共催。ヤマトオートワークス(佐々木敬史郎社長、江東区)と共同開発したリヤカー「シャトルサイクル」が披露された。
邑上守正・武蔵野市長は「吉祥寺商店街では路上荷捌き車の問題が大きな課題だった。集配送センターの開設は問題解消の第一歩に止まらず、ここから地域住民と商店街を結ぶ仕組みや駐車場を含めた物流ネットワークを作り、より良い街づくりを進める」とあいさつ。
有富社長は「武蔵野市と吉祥寺商店街のみなさんからのアプローチで事業を開始できた。私たちも街の活性化を手伝いたいと考え『ふるさと美味いもん祭り』を企画した。これから武蔵野市と協力しながら集配送事業を一生懸命頑張っていく」と述べた。
施設見学会では業界初のリヤカー「シャトルサイクル」を披露。天井部のソーラーパネルで発電し両側面のLED液晶ディスプレーが駆動する仕組みで、集配送時の情報量、訴求力の向上が期待できる。映像はDVDやSDカードの再生に限られるが、インターネット回線による通信対応と液晶ディスプレーのタッチパネル化を目指しているという。
セレモニー終了後、「ふるさと美味いもん祭り」が行われ、札幌通運、三五八流通、中越運送、トナミ運輸、西濃運輸、ヤマト運輸、四国名鉄運輸、久留米運送の8社がそれぞれ運んできた特産品を販売。地元住民ら1000人が来場し、賑わいをみせた。このほか警視庁武蔵野警察署とヤマト運輸が「こども交通安全教室」を合同で開催し、訪れた子供たちに交通安全指導を行った。この記事へのコメント
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