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物流ニュース
栄進物流 米菓のパッケージング、4月から本格稼働へ
2011年4月28日
栄進物流(安田隆之社長、愛知県愛西市)は4月から、米菓のパッケージング事業を本格スタートさせた。約7000万円を投じ、包装機材や計測器、作業スペース入室時に必要となるエアシャワーといった専用設備を導入、大手チェーン店のプライベートブランド(PB)商品などを取り扱う。まずパート社員を含むスタッフ40人でスタートし、流通加工と保管・輸送業務を一貫提供できるメリットを生かして同事業の更なる売り上げ拡大を狙う。
本社社屋の3─4階部分の約1500平方mを専用スペースとした。3階はコンピューターを使った生産ライン、4階はギフト向けなどの手詰め作業をメーンに行う。
アジア地域から小分けされていない状態で輸入された米菓を、デジタル計量機などを使いながら、決められた量をパッケージ詰めする。製品はアイテムごとに段ボール詰めされ、全国に出荷される。当面は7アイテムを扱い、時間帯で作業内容を振り分けて対応する。
出荷能力は1日8時間稼働で500ケース。食品の流通加工を行うには保健所への届出が必要で、同社は検査をパスした。安田社長は「早期に同事業の年間売上高を1億円に引き上げ、新たな売り上げの柱に育てたい」と話している。
◎関連リンク→ 栄進物流株式会社この記事へのコメント
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