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物流ニュース
三重執鬼 BDFトラックを無償で被災地に提供
2011年5月16日
東日本大震災チャリティイベントが3月31日、三重県桑名市で行われた。パネルディスカッション形式で被災地の現状や原子力発電の是非、日本の未来を語り合い、来場者が持ち寄った支援物資を名備運輸(丸川靖彦社長、愛知県小牧市)、三重執鬼(寺田忍社長、三重県鈴鹿市)など運輸維新会のメンバーが中心となり被災地まで輸送した。
三重執鬼は2tトラック1台を、被災地に同行するボランティア団体に無償提供。トラックのボディーに来場者の励ましの言葉を募り、「頑張って!」「あなたは一人じゃない」など、多くの心のこもった応援メッセージが寄せられた。
寺田社長は「物資を持ってこられた人の温かいその思いも一緒に届けるため、トラックに書いてしまおうと思った」と説明。被災地の燃料不足を懸念してトラックはバイオディーゼル車を提供。昨年稼働した鈴鹿の自社精製施設でバイオ燃料を精製し、定期的に現地に補給に向かう。
トラックはイベント当日に営業ナンバーから白ナンバーに登録し直し、保険も寺田社長の個人名義に切り替えた。イベント終了後、物資とドラム缶2本分のバイオ燃料を積んで被災地へと出発。今後は復興支援のため、応援メッセージの入ったトラックが被災地を駆け回る。この記事へのコメント
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