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物流ニュース
アイドリングストップ支援事業 3品目に絞り込み
2011年5月25日
全ト協は11年度も引き続き、「アイドリングストップ支援機器導入助成事業」を行っている。倍以上の予算を充当した一方、内容に若干の変更があり、利用に当たり注意を呼び掛けている。
支援機器とはドライバーが休憩、荷待ちなどでエンジン停止時に「相当時間連続して使用可能な車載用冷暖房用機器」と規定。前年度まで助成対象だった低廉な蓄熱マットや単機能の製品は対象外となり、(1)エアヒーター(2)外部電源用パッケージクーラー(3)車載バッテリー式冷房装置の3品目に絞り込まれた。
また、経産省が実施する「低炭素型自動車交通推進事業」で、外部電源システムを活用した冷蔵・冷凍車へのアイドリングストップ推進事業に参画する場合の冷蔵・冷凍車向け「後付けスタンバイ装置」も対象となる。予算は2億円(前年度は8000万円)と大幅にアップ。全ト協と地方ト協との協調補助は同じだが、全ト協助成額は引き上げられ、「取得価格の2分の1以内(従来は4分の1以内)の額」で上限12万円となっている。
「地方ト協では一部の支援機器を助成対象としない場合もあるので、加入している協会で相談してほしい」としている。
◎関連リンク→ 全日本トラック協会この記事へのコメント
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