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物流ニュース
SGホールディングス 連結決算、売上高0.7%増
2011年6月13日
SGホールディングス(栗和田榮一会長兼社長、京都市南区)の11年3月期連結決算は、売上高8943億4600万円(前期比0.7%増)、営業利益303億3500万円(同0.2%増)、経常利益268億8700万円(同0.6%増)。東日本大震災による特別損失に12億9100万円を計上したものの、税引き利益142億2700万円(同38.4%増)を記録し、わずかながら増収増益となった。
セグメント別では、中核事業のデリバリー事業でtoC市場拡大による「飛脚宅配便」や代金引換サービス「e―コレクト」の商品取扱量が増加した結果、売上高7809億2800万円(同0.7%増)、営業利益255億6600万円(同11.6%増)と増収増益。ロジスティクス事業は売上高500億1800万円(同3.7%減)、営業利益15億900万円(同52.3%減)、自動車整備やシステム販売などの事業は売上高633億9900万円(同4.1%増)、営業利益26億9100万円(同19.9%減)だった。
12年3月期連結業績見通しは売上高9150億円(同2.3%増)、営業利益420億円(同38.4%増)、経常利益380億円(41.3%増)、税引き利益200億円(同40.6%増)。
5月25日に開かれた決算発表会で、取締役経営企画・事業推進担当の近藤宣晃氏は「大震災が今期に与える影響で一番の懸念は、夏の関東圏での計画停電。状況によっては中間期に今期の見通しの変更を報告する」と話した。
◎関連リンク→ SGホールディングス株式会社この記事へのコメント
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