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    長引く待ち時間 ドライバーの負担増

    2011年7月29日

     
     
     

     厳しい暑さが続く中、日本はいま、電力不足と節電の夏を迎えている。熱中症を防ぐため、飲料水などの需要増加が予測されるが、まさにライフラインとしての運送事業者の活躍が期待される。一方で、飲料水や食品の輸送では、荷主によっては待機時間の長さを指摘する運送事業者も少なくない。


     食品や飲料関係では「待機時間がとても長い」と話す事業者。トラックが到着してから5、6時間待つケースもあり、そのため一部では実運送の車両が集まりにくくなっているという。7、8月と飲料水の大量出荷が予想されるが、それに伴い待ち時間の増加も懸念される。
     「冷凍車の食品輸送は朝の納入が多いが、先に他社のトラックが5、6台並ぶと午前中いっぱい待つこともある」と話す事業者は、「積むのも下ろすのも時間がかかる状況」だという。その要因の一つは、荷主がドライバーに仕分け作業まで要求する場合があるからだという。
     同事業者によると、あるスーパーの物流拠点では、ドライバーはトラックから荷下ろしした後で、さらに行き先店舗別に仕分け作業までを行うようになっている。ドライバーが仕分けを行っている間、他のトラックはそれが終わるのを待つことになる。この事業者の場合、4t車での納入で荷下ろしから仕分けをして出発するまでに、約2時間を要するという。1台あたり2時間と考えると、数台並ぶだけで長時間の待ち時間になる。
     本来、仕分け作業を納品先の荷主が行えば、こうした待ち時間は解消される。同事業者の場合も、他の荷主ではパレット積みの製品をフォークリフトで下ろして、すぐに出発できる仕事もあるという。
     ドライバーの負担を軽減できれば輸送の安全性も高まる。荷主の責任だけではなく、仕分け作業までサービスに加えてきた運送事業者側が「自分らでクビをしめてきた面もある」と同事業者。「その結果、ドライバーの負担だけが増えた。適正な運賃をもらってやっていくのが当然で、法令順守のためにも、荷主も含めて待ち時間解消に取り組むべきではないか」と話している。

     
     
     
     
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