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物流ニュース
愛ト協 トラックフェスを開催、業界への理解を深める
2022年3月30日
【愛知】愛ト協(寺岡洋一会長、由良陸運)は2月23日、バンテリンドームナゴヤでトラックフェス2022を開催し、広くトラックと物流への理解を深める好機とした。
開催にあたってはコロナによる社会情勢を見極めながら慎重な判断を要したが、寺岡会長は開会セレモニーのあいさつで「大村知事と話し合う中で背中を押してもらった」と厳しい状況下で決断に至った経緯に言及。会長就任以来の悲願だったという同ドームにおけるフェス開催と「ものづくり日本一」と表現した愛知県の物流を担う協会トップの立場から、感謝の思いとこの日にかける意気込みを力強く発した。
フェス会場ではそんな寺岡会長と親交のある川上憲伸氏を中心とした中日ドラゴンズのOBらが指導する野球教室をはじめトラック乗車体験、およびキャラクターショーや職業体験、ドローン教室など充実の内容を用意。トラックの出展スペースでは中京陸運、ニシテ商会、伊藤ハウス、テスコ、三和梱包運輸などが自社車両を並べ、迫力の実車体験ゾーンを形成して訪れた家族連れらをもてなした。
コロナ対策については会場内にパトロール要員を配しながらカラーリストバンドによって2時間おきに利用者の循環を促進。準備予定だった食事施設は一切を中止として感染症対策を徹底した。
県ト協の副会長で企画広報委員会の委員長を務める山内健司氏(みずしま急配)は感想を述べ、「トラックフェスは業界における恰好のアピールの場でもあり、全体で取り組んでいる『交通安全』を訴える一大イベント。バンテリンドームという大舞台で有名選手を迎えての野球教室などで、来場者も満足してもらえたのではないかと思う」とコメント。また同ト協の牟田光良専務理事は「今回のイベントを通して我々の業界を理解し、応援していただきたいという思いだ」と力を込めて、活気ある空気と表情に満ちたイベント会場でその手応えにふれた。
◎関連リンク→ 一般社団法人愛知県トラック協会
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