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物流ニュース
陸災防 荷役作業の安全対策検討会を開催
2022年4月1日
陸上貨物運送事業労働災害防止協会(陸災防:渡邉健二会長、東京都港区)はこのほど、第3回陸上貨物運送業における荷役作業の安全対策に関する検討会を開催した。
この検討会は、近年増加傾向にある休業4日以上の労働災害である死傷災害の防止のため、学識経験者をはじめ、国交省や厚労省、全ト協、日本産業協会、日本パレット協会、自動車車体工業会など関係団体が集まり、荷役災害防止に関する安全対策のあり方などを検討する。これまでに2回開催されており、安全対策において議論すべき内容の洗い出しや、事業者を招いて実際の取り組みをヒアリングするなどして、検討を重ねてきた。
今回は、トラックの荷台からの墜落・転落防止対策、ロールボックスパレットおよびテールゲートリフターを利用する荷役作業における安全対策、荷役作業に係る安全衛生教育など労働災害の防止するための各論点について意見が交わされた。
特に、荷主等庭先での荷役作業については、荷主側の理解が必要であり、適切なアピールを行っていくことといった意見があがった。さらに、現場での声が必要であることから、事業者にアンケートを取ることも議題に上がり、内容などを話し合った。
◎関連リンク→ 陸上貨物運送事業労働災害防止協会
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