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物流ニュース
滋ト協 経営者・管理職研修会を開催
2022年3月31日
【滋賀】滋ト協(田中亨会長)は3月16日、経営者・管理職研修会を開催。「安全走行に活かそう! 健康管理セミナー~定期健康診断の有効活用~」をテーマに、ヘルスケアネットワーク(OCHIS)の作本貞子副理事長と黒田悦子保健師が講演した。
作本副理事長は、「事業者における安全と健康管理対策の進め方」をテーマに、「健康起因事故防止マニュアル」の活用法と重点項目の解説を行った。健康起因事故と新たな行政処分などを紹介したうえで、定期健康診断の実施と有効活用は「安全と健康対策の根幹となるもの」と強調。また、睡眠時無呼吸症候群(SAS)対策については、SASと健康起因事故との関連性を挙げ、トラック運送業界におけるSAS確率は、約4割にものぼることを指摘した。出席者からは、SASの重症者という社員のいる事業者から、治療に前向きではない社員への指導方法に関する質問が行われた。
続いて黒田保健師が「定期健康診断のフォローアップの手法について」をテーマに、運輸ヘルスケアナビシステムを活用している事業者の効果や、ドライバーの健康意識変化などを紹介。ある事業者の在職者の4年間におけるハイリスク者追跡結果は、初年度が44人だったものが5人にまで改善されている。また、健康づくりとしての活用方法として、ナビシステムの活用とともに、健康イベントを開催し士気を高めるという事業者事例を紹介した。
運輸ヘルスケアナビシステムは、納品後1年以内の無料サポートとして、システム運用に関する定期サポートやSAS&NAVIお悩み無料相談会などを行っている。
◎関連リンク→ 一般社団法人滋賀県トラック協会
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