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    物流システム機器売上 前年度比9.2%増

    2011年9月12日

     
     
     

     JILSは16日、2010年度の物流システム機器生産出荷統計を発表。調査結果によると、総売上額は2954億8900万円となり、前年度比9.2%増、件数も6万1723件で、同11.8%増となった。前年度は世界同時不況の影響で設備投資の大幅な減少が起きたが、反動で回復傾向を示した。業種別では、「電機・精密機器」の回復が目立った。


     機種別の売り上げは、自動倉庫が微減したものの、台車系は403億4900万円で同44.8%増と大きく回復。なかでもクリーンルームへの売上率が高い天井走行台車が2.5倍に増加。コンベヤー系は3年連続で減少していたが、771億1800万円で同29.8%増。パレタイザ・デパレタイザも114億700万円で、同15.9%増となった。
     仕分け・ピッキング系では、ピッキング台車は4億9300万円で同18.1%減。垂直搬送機も34.6%減の57億9100万円。
     海外向け売上額は、2.1倍増の755億4200万円。

     
     
     
     

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