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物流ニュース
全商連 車両救援事業が好調
2011年11月2日
情報通信サービスや共同購買、高速利用事業などを手掛ける22協同組合で組織する全国商工事業協同組合連合会(高井利夫会長、兵庫県姫路市)が会員向けサービスとしてスタートさせた「車両の緊急トラブル援助」事業が好調な滑り出しを見せている。全国ロードサービス協会(RSA)と今春に事業提携に関する基本契約を締結しており、会員企業が保有する車両(2輪から大型車まで)の緊急トラブルに「24時間・年中無休」「特別料金・特典」で対応するもの。
法人車両を対象とした「全商連・ロードサービス特約」は中型車が年3150円、大型・特殊車両は同5250円の会費制で、全国に9600拠点(対応車両およそ1万2400台)を持つRSAの救援サービスが受けられる。全国一律の作業料金や部品、燃料、油脂類などは後払いで、現場での現金決済は不要。特典としてすべての作業料金が半額となるほか、基本料金も中型車で1万500円、大型2万1000円、特殊3万1500円が割引となる(レッカー、引き揚げなどの作業は除く)。
RSAは平成21年9月に大阪府と「災害時の道路啓開に関する協定書」を締結したのを皮切りに、各地方自治体や消防局、高速道路会社などとの車両救出合同訓練を通じて大型車両の救援技術の向上に努めている。全国に5万社近くの組合員企業を抱える全商連では「問い合わせは増えており、すでに利用していただいた組合員には安さを実感してもらえていると思う。サービスの詳細を十分に説明しながら、メンバー拡充を図っていきたい」(高井会長)と話している。
◎関連リンク→ 全国商工事業協同組合連合会この記事へのコメント
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