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    日の出運輸 10月から新体制、各地の拠点を7つの子会社に

    2011年11月1日

     
     
     

     5年前から準備を進めてきた日の出運輸(佐藤慎司社長、岡山県倉敷市)の大掛かりな組織再編が最終段階を迎え、新体制への移行が秒読みになっている。10月3日付で同社はホールディングカンパニーとして「HINODE&SONS」(ヒノデ・アンド・サンズ)に名称を変更するとともに、全国に展開する従来の44拠点も同日付で7つの子会社として分離・独立。また、これまで事業部として手掛けてきた63台のタクシー部門も「日の出交通」(東京都足立区)として同様に新しい一歩を踏み出す。


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     このほど完成した持ち株会社の新ロゴは、これまで20年間にわたって使用してきた現行のものと同様に、日野自動車や清水建設など多くの企業ロゴを手掛けてきたグラフィック・デザイナーの飯守恪太郎氏が担当。「今年2月に創業40周年の節目を迎えたこともあり、先代とは旧知の間柄だった同氏に再び引き受けていただいた。向かって左から右方向へのスピード感に加え、2つのアルファベットを組み合わせてデザイン化した3つの文字は同方向へ少しずつ幅が広げられているが、これには躍進の意味も込められている」と佐藤社長。
     一方、足立区内で土地を確保している持ち株会社の営業機能および、日の出交通が入居する予定の新社屋は11月をめどに着工し、来春に操業する運び。貨物と旅客(バス・タクシー)、観光事業、車両整備などグループ13社体制へのシフトは権限委譲による人材育成や、小単位での収支を明確にする狙いもあるが、「創業の精神を社員(息子=サンズ)によって全国各地の拠点で根付かせたい」(同)と、社名(持ち株会社)に込めた思いを説明。
     また、かねて計画してきた東京・倉敷の2本社体制をにらみ、今回の組織再編によって管理機能の中心を倉敷に、また東京を営業機能の最前線と位置付けながら事業拡充を図っていきたい考え。
     新設の貨物子会社7社と、それぞれの本社所在地は次の通り。
      「日の出運輸・北日本」(栗原市)▽「同 ・関東」(川口市)▽「同・中部」(小牧市)▽「同・阪神」(摂津市)▽「同・山陽」(倉敷市)▽「同・中国」(岡山市東区)▽「同・九州」(福岡県粕屋郡)
    ◎関連リンク→ HINODE&SONS株式会社

     
     
     
     

    この記事へのコメント

     
    1. ネネ says:

      初めて投稿させて頂きます。
      日の出運輸さんの子会社で働かせて頂いております。確認ですが、職務に対する要望、意見などをお聞きいただける様な事はありますか。

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