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    「荷主から強要」53% 運賃動向アンケート調査結果

    2011年11月14日

     
     
     

     東京都トラック協会は10月26日、「運賃動向に関するアンケート調査結果」を発表した。対象は200社で154社から回答があった。
     希望する運賃に比べて「低い」と回答した事業者は139社(90.3%)で、前回の89.2%を1.1ポイント上回った。希望するアップ割合は「5─10%未満」と「10─15%未満」がともに36%となった。
     また、「荷主から強要を受けた」との回答が82件(53.2%=複数回答)あり、そのうち「荷主から一方的な値下げ要請があった」と答えた事業者は42社(27.3%)あったが、前回調査に比べて7.5ポイント減少している。


     荷主と運賃について「交渉した」は27.9%(前回27.8%)で、「今後交渉する」「交渉していない」を合わせて71.4%と、前回を0.6ポイント下回っており、交渉したいができない状況が続いている。荷主と交渉した事業者は2年前の半数であり、交渉した事業者の3割が「値下げにあっている」という。
     また、輸送コストを度外視した受注について、「ある」と答えたのは62社(40.3%)で、前回から5.9ポイント減少。「輸送コストの把握」については、「まったくしていない」が13回調査以降、暫時増加しており、17社(11%)。前回に比べても1.5ポイント増加。コスト意識の低下が危惧されている。

     
     
     
     

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