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物流ニュース
さらなるコスト抑制求め 従業員に経営実態を公開
2011年11月17日
「従業員には全てを公開して意識を共有している」という神奈川県の運送事業者。エコドライブをはじめとするコスト削減にも取り組んでいるが、さらにコストを抑えるために経営実態を赤裸々に公開するようにしている。
トラック1台あたりの売り上げや利益まで明かすのだという。「普段は利益があっても、車検やタイヤ交換が一度入ると、そのコストのためにトラックは3か月くらい赤字が続いてしまう」と、いかにギリギリの低い運賃で仕事をしているのかを強調する。「本当に利益が上がっている日が、1年間でどれくらいあるのか。しっかりと考えてほしい」とドライバーに訴えるという。特に事故をしないことは徹底して伝えている。
「今、体力のある運送会社はないと思う。ドライバーが大きい事故をしてしまったら、会社も終わりになる」。万一、大事故を起こせば事故処理にかかるコストだけでない。「監査が入ればおしまいだ。間違いなくほこりが出る」という切実な思いの中で、必死で事故防止に取り組んでいる。この記事へのコメント
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