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物流ニュース
谷口商事 地域貢献のため保育所を開設
2012年2月17日
谷口商事(谷口勝社長、大阪府羽曳野市)は地域貢献のため昨年7月に保育所を開いたが、開所直後から地域住民からの問い合わせが相次ぎ、現在、16人の園児がいる。
保育所「ちびっこハウスひまわり」は、同社事務所が入居する自社ビル2階にあった25坪の空スペースを利用したもの。子ども用のトイレ、手洗い場、シャワールームなどを新たに設け、クッション性のある板を床に敷き詰めてある。
0歳から5歳までの園児を朝の8時から夕方6時まで預かっているが、保育士の資格を持つ谷口恵子副社長を含め、現在、5人の保育士が中心となって世話をしている。従業員も社員研修として保育所の手伝いをすることもある。
保育所を開いたのは、谷口社長の次男・祥太郎さん(23歳)が小児がんにかかり、2歳から5歳にかけて生死をさまよう闘病生活を送ってきたことと大きく関係している。大量の輸血を必要とし、「数え切れない色んな人に助けてもらった。その恩返しがしたい」(谷口社長)との思いからであった。
祥太郎さんは闘病生活の後、元気に成長し、現在、プロサッカーチーム、アルビレックス新潟シンガポールのジュニアスクールのコーチを務めており、指導者として活躍している。
現在、園庭を作成中で、小さい畑ながらも無農薬野菜を自家栽培する計画だ。同社長は「地域貢献、社会貢献のために開所を決めた。少子高齢化の中で、子どもらを大切にしていきたい」と話している。
◎関連リンク→ 谷口商事株式会社この記事へのコメント
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