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    オフィスニーズ・水野社長 リフト業界のボトムアップ願う

    2012年2月17日

     
     
     

     物流業界にとってフォークリフトは必要不可欠なマテハンの一つだ。リフト業者は全国に約2000社あるが、大手ディーラーを除けば従業員5人以下の零細業者が約9割を占める。
     「夢が持てない」と言われ、高齢化が進んでいるのが実情だ。そんな業界の将来を懸念するオフィスニーズ(名古屋市名東区)の水野由紀夫社長はこのほど、全国の若手販売業者を中心に声をかけ、名古屋市内でリフト業界に横たわる問題点やその打開方法、将来のあり方などについて、活発に意見を交わした。


    0220fo.jpg 今回、呼び掛けに参加したのは大庭秀昭氏(大庭産業、福岡県北九州市)、鈴木宏延氏(スズヒロフォークリフト、愛知県豊田市)、鈴木智之氏(同)、石動秀彦氏(リフト・ランド、同小牧市)、今榮公延氏(イマゼン、千葉県柏市)、横江利夫氏(旭フォークリフト、神奈川県相模原市)、八木昌克氏(天野フォークリフト、大阪市生野区)の7人。水野社長は、「将来を見据えて、いまどうすべきかを業界全体で考えるべき」とあいさつした。
     リフト業界は、ディーラーがユーザーの要望を吸い上げ、メーカーが良いものを開発、販売業者がそれをレンタルあるいは中古販売および整備をし、ユーザーは法令を順守してリフトを管理するといった役割分担が理想としてある。しかし、現実は長年ディーラーと販売業者との間で明確な力関係が存在し、それがディーラーによる〝売り手市場〟となり大きな課題ともなっている。
     集まった各社はそれぞれの手法で存在感を発揮している。ディーラーの特約店という立場の横江氏は、「お客様目線でディーラーに強くモノが言えるよう規模を重視している」と話す。一方、八木氏は「ディーラーなしでは成り立たないのも事実なので距離感を保ち仲良くやっている」とも。大手ディーラーのお膝元にあって独自路線を歩む鈴木宏延氏は、「使ったときだけ料金が発生する〝置きリフト〟など、大手にはできないきめ細かいサービスでニーズを掘り起こしている」と力強く話す。
     将来の展望について今榮氏は、「現在、輸出が8割、国内販売2割と海外に軸足を置いている。今後、その流れを加速させていきたい」と説明する。石動氏と鈴木智之氏も同調。その他にも海外なしでは事業が成り立たないと考える経営者が多い。
     世代交代について大庭氏が、「10年をかけてしっかり準備していく」との展望を示す一方で、「市場が縮小していくのは明らか。せめて自分の代でも生活ができれば」と、やや控えめな意見もあった。
     立場によって意見もさまざまだが、異口同音に業界のボトムアップを願っていた。そして、同業者がこうした機会を増やすことでネットワークを強化し、認識を共有することが大切だという意見でも一致した。水野社長は「新しい世代が入りたいと思うような魅力ある業界にしていきたい」とし、今後もこうした集まりを定期的に開催していく考えを示した。

     
     
     
     
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