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物流ニュース
4t車で月100万円超、手間を惜しまず積極的に
2011年12月13日
4tトラックも以前は100万円を超える売り上げを誇っていたが、 景気の低迷ならびに運賃の低下により現在では、専属傭車(完全週休2日制)の鋼材輸送で40万円から60万円の売り上げという。4tトラックを保有していても、赤字につながるとして手放す運送会社も増えている。
しかし、平ボディー4t車でも1か月の売り上げが100万円を超す運送会社も存在する。1年のうち4か月は100万円を超える売り上げを見せ、それ以外の閑散期でも80万円の売り上げを誇っている。
平ボディー4t車という特殊でない車両で100万円を超える売り上げになるのか話を聞くと、完全フリーで専属傭車を行っておらず、ドライバーも配車担当者もお互いが協力し合って、手間がかかっても積み合わせ、さらに4tの機動力を生かした複雑な配送も行うという。
また、鉄製品をはじめパイプ、建設資材、ドラムなど、様々な荷主企業と取引を行い、鋼材製品だけの配送は行っていない。
同経営者は「専属配送では現在の運賃では絶対に80万円も100万円も超える売り上げにはならない。4tでもフリーで、なおかつ小口配送で数件の積み合せを行うとともに、空いた時間には、他社の運送会社からでも当日走りの仕事を積極的に獲得して稼働率を上げる。同じように大型や中型車も積み合わせを行うが、大型、中型車の集荷分も小口で引き取りを行うなど、効率よく配送できるように心がけている」と話す。この記事へのコメント
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