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    東京都 「CO2削減努力」で運送会社をランク評価

    2012年1月27日

     
     
     

     「CO2削減をどれだけ努力したのか」で、運送会社が自治体に評価、公表される──というシステムがスタートしようとしている。東京都が昨年12月9日から今月13日まで意見を募集していたもので、2つの仕組みの構築を提案している。
     1つは「運送事業者のCO2削減努力が分かる、定量的な評価と公表する仕組み」。東京都では、「1台1台のトラックを実走行燃費で評価し、39の区分ごとに設けたベンチマークでトラックを評価。また、評価を集計し、運送会社単位でランク評価して、AからDの4区分で公表する」としている。
    2つ目として、「荷主がグリーン購入活動として、一定の評価を得た運送事業者を選ぶ仕組み」を挙げる。東京都では、「新たな仕組みはグリーン購入ネットワークの協力を得ながら、平成25年度から同26年度の開始をめざして検討。新たな仕組みの構築には、運送事業者のCO2削減努力を定量的に評価できる指標ができるかが重要」としており、評価が可能となった背景として、世界最大規模の東ト協のデータ収集を挙げている。


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     「東ト協の協力を得て、個々のトラックの走行距離と給油量について、1か月ごとに集計した計35万台分のデータを収集。このデータ量は世界最大規模のもので、東京都だけが保有する貴重な運行データ」という。
     また、「トラックを車種、燃料種別、車両総重量別で39の区分に分類し、区分ごとに燃費を使って、CO2削減努力を定量的に評価することが可能なベンチマーク案を作成。実走行時のCO2排出量評価が重量車で可能になったのは世界初」としている。
     同システムの構築による競争激化については「営業用貨物車は、とても効率的な運送を既に実施している。したがって、これにもかかわらず上位の運送事業者を推奨すると、不当に厳しい競争を誘発する懸念がある。そこで、荷主の考えによって『Aランク以上』『Bランク以上』『Cランク以上』というように、運送業務の発注の際にランク付けを活用していただくことを推奨する。Cランク以上の場合、評価対象の概ね9割の営業用貨物車が該当する見込み」としている。
     しかし、高評価を受けた運送会社が低評価の会社に傭車に出した場合や、環境面の評価が独り歩きして、運送会社全体の評価と間違って受け取られる懸念もある。
    ◎関連リンク→ 東京都環境局

     
     
     
     
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