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物流ニュース
浜松TS 燃料高騰で個室契約増加
2012年4月18日
燃料価格の高騰を受け、浜松トラックステーション(TS)が行っているトラック事業者向けの宿泊施設の年間契約サービスが再び注目されている。今年に入り、九州のトラック事業者と新たに契約、サービスの利用者が4社8室となった。同TSでは、「アイドリングした場合と比較すると、コストが安く済み、ドライバーも安眠できる」としており、数室程度なら借り上げに応じる考えだ。
大型車100台分の駐車スペースがある同TSでは、これまで入浴施設のみを利用して車内で仮眠をとるドライバーが大半だった。同TSによると、冬季や夏季以外でも休憩中のトラックの80%以上がアイドリングをしているという。
宿泊施設の利用料は、ト協会員は個室が2610円、準個室タイプは1600円(入浴料込み)。同TSの試算では、大型車が8時間アイドリングした場合の燃料費は約1500円。これに入浴代430円を加算すると1930円になり、準個室を利用した方がコストを低く抑えられる。
同TSでは「年間契約を行っている事業者は、このコスト差に気づいているのでは」と指摘。燃料コスト削減と安全運行の観点から、年間契約以外でも宿泊施設の利用を呼び掛ける考えだ。この記事へのコメント
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