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物流ニュース
トナミHD 3月期決算は増益、コストダウン図る
2012年5月29日
トナミホールディングス(綿貫勝介社長、富山県高岡市)は11日、平成24年3月期決算を発表した。売上高は1177億900万円(前年比1.1%減)となったものの、営業利益14億300万円(同17.0%増)、経常利益16億1800万円(同6.1%増)、当期純利益は6億3200万円(同101.1%増)と増益となった。
貨物自動車運送事業では不採算取引の見直しで運賃単価が約2年ぶりに上昇したほか、下払い費用の圧縮にも努めた。また、貨物利用運送事業や3PL事業での既存顧客の受諾業務の拡大と新規顧客の開拓などに努めた。
綿貫社長は「利益率1%の現状には決して満足しておらず、今後3年間で3%にしていく。そのためには古いしがらみを断ち切り、徹底的にコストダウンをしていく必要がある。まずは特積部門を収支トントンにもっていきたい」と決意を語り、先日発表した第一貨物、久留米運送との合弁会社設立による輸送ネットワークの確立もその一環だとした。
平成25年3月期は売上高1202億円(同2.1%増)、営業利益20億円(同42.6%増)、経常利益23億円(同42.2%増)、当期純利益10億2000万円(同61.4%増)を見込む。
◎関連リンク→ トナミホールディングス株式会社この記事へのコメント
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