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物流ニュース
富山ト協・綿貫会長 事故防止対策に積極姿勢
2012年7月31日
5月の総会で富山県トラック協会長に選任された綿貫勝介氏。20年間にわたり業界を率いてきた南義弘氏からバトンを引き継ぎ、若さと行動力で協会運営に臨む。その意気込みを聞いた。
―おめでとうございます。会長就任の感想はいかがですか?
綿貫氏▽ありがとうございます。まだ不慣れですが想像以上に忙しい日々を過ごしています。
―53歳と全国で2番目に若い会長です。
綿貫氏▽岐阜ト協の田口さんが会長に就任するまでの1週間はおそらく私が最年少だった(笑)。同世代で同時期での会長就任なので大変心強く思っている。
―業界が抱える問題の一つとして燃料高騰問題があります。5月に実施した経営危機突破総決起大会はどのような感想をお持ちですか?
綿貫氏▽あいにくの雨の中だったにもかかわらず、400人が集まり富山県の結束の強さを感じた。当日は私も壇上に立ったが、こうしたアピールは必要だと思っている。
―事故防止対策としてドライブレコーダーの普及が進んでいますが、ト協としてどう取り組んでいく方針ですか?
綿貫氏▽現在のところは未定だが、私どもトナミ運輸ではデジタコ導入など事故防止対策を徹底しており成果も挙げている。何かフィードバックできるものがあれば積極的にお役に立ちたいと考えている。
―その他にも課題が山積するトラック運送業界ですが、重要課題について考えをお聞かせください。
綿貫氏▽業界の地位向上や最低保有車両数といった規制問題など個人的に思う部分はあるが、今後、半年から1年間かけてさらに勉強し、役員そして会員の皆さんの意見を聞きながら課題に取り組んでいきたい。
―最後に、休日の過ごし方と日々の健康管理についてお聞かせください。
綿貫氏▽休日は妻の運転で買い物に出かけたりしている。健康法はゴルフでカートに乗らないことくらいだが、これからはウオーキングなどをして体調管理に気を遣っていきたい。
綿貫勝介氏=昭和34年2月10日、東京生まれ。58年3月成城大学法学部卒業、62年2月トナミ運輸入社、平成9年常務取締役、13年専務取締役、15年取締役副社長を経て17年代表取締役社長(現)に就任。その他、富山県経営者協会副会長、企業防衛対策協議会代表幹事、北陸経済連合会常任理事などの役職も持つ。
◎関連リンク→ 社団法人富山県トラック協会この記事へのコメント
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