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    シズナイロゴスが60周年「身口意一致」実行し発展

    2012年7月4日

     
     
     

     シズナイロゴス(伊藤昭人社長、札幌市白石区)は6月10日、「設立60周年記念式典・従業員感謝の集い」を開催。各拠点から従業員約250人が出席し、これまでの歩みを祝うとともに、今後の躍進を誓った。
     伊藤社長は「戦前に父の伊藤工がタクシー事業で創業。その後、トラック3台で貨物運送業に進出し、戦時統合を経た。昭和27年に一般区域の免許を受け、静内自動車運輸を設立して現在に至っている。前社長の伊藤政記は路線事業で辣腕をふるった。混乱期に堅忍不抜の精神で切り盛りし、現在の基盤を作り上げた多くの先人に対し、敬意と感謝を申し上げる。昭和37年に札幌市の美園に小さなターミナルを開設した際の父の笑顔は今も忘れることはできない」と同社のルーツを紹介。


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     続いて、「区域運送から、路線、3PLへと進化し、現在は年商30億円の企業となったが、早めに次の物流をつかみ、先端を走り、これからも未来に向かって一歩一歩前に進んで行こう。言葉と行動と心遣いを一致させる『身口意一致』を実行すれば、まだまだ発展できる。努力と活力を持って100周年、200周年を迎える企業に育ててもらいたい」と呼びかけた。
     式典では、60周年を記念して作成した同社の歴史と現状についての映像を流したほか、豪華景品が当たる大抽選会が行われ、大きな盛り上がりを見せた。
     また、勤続30年以上の石山裕司(物流センター石狩)、島田朗(札幌支店)、佐藤周一(同)、福島篤美(苫小牧支店)の4氏が永年勤続表彰を受けたほか、藤田徹常務に感謝状が贈呈された。伊藤社長夫妻には伊藤功一郎専務から花束と旅行券がプレゼントされた。
     伊藤専務は、中堅・若手社員に対し「運送業から物流業へと進んで来たが、今後はお客様に『ありがとう』と言っていただけるようサービス業へと変わらなければならない。これからは私たちの時代なので、盛り上げて行こう」と訴えた。
     同社は60周年の記念として、伊藤社長から「花をモチーフにしたベトナム産の絹の刺繍」の贈呈を受けたほか、全社員に「携帯電話用ワイヤレスハンズフリーのヘッドセット」を配布した。
     「刺繍」はベトナム戦争の影響で手足が不自由になったベトナム人が口で縫った作品。平和な社会を目指す思いと身体の不自由に負けない精神の強さを象徴している。
     「ヘッドセット」は更なるコンプライアンスの徹底が目的で、社名入りのオリジナル製品。

     
     
     
     

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