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物流ニュース
赤帽長野がAED設置 心肺蘇生法の講習会開く
2012年7月4日
赤帽長野県軽自動車運送協同組合(倉坂正道理事長、長野市)は6月6日、AED(自動体外式除細動器)の取り扱いと心肺蘇生法の講習会を開催した。
倉坂理事長は「AEDが設置されたことを広くお知らせして、地元の皆さんに安心を届けたい」と話した。
講師は古村幹夫氏。日本赤十字社による救急法指導員の資格を保有する赤帽組員で、伊那センターに所属。AEDの取り扱い方法を説明すると共に、器具を使わず救急車が到着するまでの間にできる心臓マッサージ(胸骨圧迫)などの指導を行った。
古村氏は「AEDは一般の人でも使えるように動作が自動化されており、扱い方も音声で誘導してくれる。しかし心臓から血流が止まった場合、助かる確率は1分ごとに10%ずつ低下してしまうので、AEDや救急隊が到着するまでの心臓マッサージも重要」と語った。
県消防協会会長も務めた倉坂理事長は「我々は交通事故など救命の場面に遭遇しやすい仕事をしている。地域社会に奉仕する赤帽意識の一環として、いずれは全組合員に救命知識を持っていただきたい。組合員だけでなく、近隣地域の方にも参加する機会も作っていく」と述べた。今後は県内7か所の配車センターにもAED導入を推進していく方針。
◎関連リンク→ 赤帽長野県軽自動車運送協同組合この記事へのコメント
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