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    日本陸送協会 関東で初の講習開催

    2012年8月8日

     
     
     

     日本陸送協会(水野功会長)の関東支部は7月7日、日産自動車・追浜車両センター(神奈川県横須賀市)で「教育・認定制度」積載・トレーラ部門のドライバー教育を開催した。関東での同部門の講習は初めて。実務5年以上、1年以内無事故・無違反の中堅ドライバーが対象で、今回の受講者は12人。


     同協会は2大方針である「経営の安定化」「業界の地位向上」の実現に向けて昨年、ドライバーおよび運行管理者らに対する「教育・認定制度」を創設した。水野会長は「中堅ドライバーの皆さんに今一度、基本を再認識していただき、講習で学んだことを自社に持ち帰って仲間にも伝えてもらいたい。講習に参加していないドライバーの意識向上も図ることで、業界全体の底上げにつなげていただきたい」と述べた。
     午前中は、安全走行や車両の走行上の注意点と積み下ろしの際の注意点を学習。午後はキャリアカー3台と単車1台を使い、積み込みと積み下ろし作業の実技講習を実施。最後に効果測定を行い、一定ライン以上の合格者にはゴールドドライバーとしての認定証を授与した。なお、関東運輸局自動車技術安全部の野津真生部長、同管理課の古内克専門官も来賓で訪れた。
     今後の開催予定は、関東支部は自走・積載併せて2回開講。積載の講習を中部支部で2回、中国支部で1回、北海道支部で2回行う。
    ◎関連リンク→ 社団法人日本陸送協会

     
     
     
     

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