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物流ニュース
淡路共正陸運 CNG大型トラック3台導入へ
2012年10月3日
淡路共正陸運(尾上佳宏社長、洲本市)は今秋をめどに、関東地区の拠点でCNGの大型トラック3台を導入する。国の「低炭素型自動車交通推進事業」を活用するもので、9月から順次、トラックの製造に入り、全3台が完成する予定の12月以降、ディーゼルからCNGへの転換による低炭素化に向けた実証実験に取り組むことになる。
同社が参加するのは「低炭素型エネルギー活用促進実証実験」で、埼玉ト協と同社のほか3社が共同で申請し、すでに事業費補助の交付が決定している。既存のCNG供給設備(大宮トラックステーション内)を増強するとともに、運送事業者はCNGトラックの導入を進めるというスタンドと車両のセットスタイルで、車両価格および実証期間(原則2か月以上)のCNG料金の半分について補助金が支給される。
今回の実証実験事業では、3台のCNGトラックを千葉営業所(千葉県柏市)に配置。同社を中核とする「AKC」グループ4社は約500台のトラックを保有しているが、環境負荷の軽減化に向けて「実験事業の動向を見極めながら増車も考えたいし、目安としてCNG車が50台のレベルに達した時点では自社スタンドの建設も現実味を帯びてくる」(尾上昌史専務)と話している。
◎関連リンク→ 淡路共正陸運株式会社この記事へのコメント
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