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物流ニュース
RSLINE フルエアサスシャシーを導入
2012年10月19日
RSLINE(藤龍弥社長、大阪府大阪狭山市)はフルエアサス20フィート3軸リフトアップ式シャシーを導入した。素人目では、ただでさえ安定の悪い海コン輸送で、フルエアサスシャシーはかえって横転の危険性が高くなるのではないかと想像していたが、片荷コンテナではエアサスが傾きを防ぐことから、安全性に優れているとして導入した。
また、積載量が4.5トン未満になると、3軸のうち2軸が路面から浮き上がるため、コンテナの荷下ろしが終わって帰る際には、路面設置の軸が3軸であることから、高速道路での通行では大型料金での走行が可能になる。高速料金の削減、さらにタイヤの磨耗減少など経済性にも優れている。
このシャシーは、関西では同社を含め2社しか導入しておらず、価格も通常の20フィート3軸シャシーと比べて110万円ほど高い。
藤社長は「一部の業者だけの導入ではあるが、安全性や経済性に優れている。メーカーによれば、現状ではまだ試作段階としているものの、経済性を考えれば今後、増加していくのではないかと思われる。また、ドライバーもエアサスだと不安定になるのではと用心するため、かえって安全運転になる」と語る。この記事へのコメント
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