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物流ニュース
パーマンコーポレーション 「通販DEレンタル」開始
2022年6月21日
燃料費の高騰、運賃の値上げが難しいなど、運送事業者にとって厳しい環境が続くなか、コストを少しでも下げる方法として、毎日は使用しない備品のレンタルはどうだろうか。
パーマンコーポレーション(中部祥元社長、大阪市西区)では、「通販DEレンタル」をスタートさせている。これまでも洗車機のリースなどは行っていたが、機材の本格的なレンタルサービスは初めてとなる。物流商品販売にとどまらず、業務用位置情報確認サービスの提供など幅広く手掛ける同社の、新たな強みとなりそうだ。
今回レンタルにラインナップされているのが、「電動階段運搬車」「コンテナー・トラック」「トラックスケール」「DPFクリーナーシステム」の4商品。今後、顧客の要望があれば品数を増やしていく考えだ。
プロジェクトマネージャーである総務部次長の入江俊行氏は「頻繁には使わないがあると便利という商品をそろえた。1日5500円という業界最低水準のレンタル料で、基本料金はいただかない仕組み。貸出料金(10日単位)と往復運賃のシンプルな料金体系で安心して利用していただける。資産計上不要なので、費用化が可能という点もメリット」と説明する。
電動階段運搬車は、あらゆる種類の階段で商品を配送するのに幅広く使用される優れもので、組立、折りたたみ簡単でコンパクトに収納可能。ハンドルの高さ調節は3段階。電動式スピードは「低速」「中速」「高速」の3段切替ができる。耐荷重は120kgなので荷物の種類を選ばないのも嬉しい。コンテナー・トラックは、フォーク幅可変・最低位5mmのギア式。金庫・ATM・コピー機などの移動に最適で、油圧式でないためオイル漏れの心配がなく軽量なのが特長だ。
トラックスケールは1軸を一度に測定し、1機で10トンまで計量する。DPFクリーナーシステムは、DPF脱着作業が可能なユーザーであれば、簡単・短時間でDPFを洗浄でき、装置の組立て分解が簡単。新車の納入時期が見通せず中古車の需要が高まっている今、特に重宝される商品だ。なお電動階段運搬車とDPFクリーナーシステムは、より割安な30日単位でのレンタルプランもある。
ホームページの見積りボタンから見積りを依頼し、2営業日以内に、同社担当者から連絡が来る仕組み。貸出開始日前日に現地に運送便にて商品納品が行われる。入江次長は「購入するには少しハードルが高いという商品について、まずはレンタルという入り口を利用していただければ」と話した。
◎関連リンク→ 株式会社パーマンコーポレーション
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