-
物流ニュース
コロナ規制解除でも荷動き鈍く 運行の見直しも
2022年6月16日
コロナ感染拡大が収まり、以前のような活気にあふれた経済に戻れるのではという期待とは裏腹に、現在、運送会社の一部では物量が減少しているという。トラック1台の1か月の売り上げが、3月末と比較して半分や3分の2という運送会社も存在し、荷動きは鈍いようだ。
大阪府和泉市の運送A社は「関西から関東向け大型車両で、3月末までは約200万円の売り上げだった」という。
しかし、「4月が150万円、5月に関しては20日過ぎで100万円に達しないほどの売り上げ。おそらく5月は3月の半分もしくは3分の2程度の売り上げになるだろう」と予想している。
「コロナ規制が解除されないころでも意外と物流は動いていた。解除され、いよいよ5月の大型連休で忙しくなるものと思われていたが、世間では財布の紐は堅く、あまり荷動きはよくならなかった」と説明する。
また、大手運送会社の幹線輸送を行う運送B社では「コロナ禍がようやく収まりかけている一方で、経済情勢は不安定なのか荷動きは非常に鈍い」と話す。
「大型連休前の繁忙期と予想された時期でも、荷動きは予想外に悪く、臨時便などの車両は求められなかった」という。
「現状でも物量は少なく、満載にならない状況。今後の経済情勢がどうなるのか不安」と胸の内を打ち明ける。
さらに、「燃料価格が高騰したまま推移しているので、走って赤字になるのなら運行の見直しも必要になる」とも。
暑い季節になり飲料水や酒類、アイスなどが動き出す時期で、その物流に期待する事業者も多い。
この記事へのコメント
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ
荷動き悪すぎて笑ってしまう。どこ電話してもない
本当に荷物薄いよ。食品関係がうらやましい
変な所にカネが流れているんだろうな
輸送のみで利益は厳しいと思います。
365日 仕事有り。
パレ→パレ 約7時間拘束 200キロ程
協力会社約80台
大型が5万、トレーラー6.5万
払いの実態。 直荷