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物流ニュース
エース オートキャンプ場を開設「思い出を提供したい」
2022年8月10日
エース(北海道石狩市)の林博己会長は、経営する林興産(北広島市)を通じ、高規格のオートキャンプ場「北広島かえるキャンプ場」を1日にオープンした。エース取締役で道南エース専務の林輝明氏が総支配人を務める。
現在、約9000平方mの敷地に車を乗り入れできるオートサイト15区画、愛犬と泊まれるドッグサイト3区画、手ぶらで泊まれるキャンピングトレーラサイト5区画、15程度のテントが設置できるフリーテントサイトを整備。今後、森の中で泊まれるブッシュクラフトのエリアなど整備を進め、さらにキャンプ場を拡張していく予定。
オープン式典で、林会長は「5年かけてようやくオープンできた。将来的にはサウナ施設の設置や、温泉を掘る構想も持っている」と紹介。
「運送業の経営者として年中無休で働いてきたが、30年ほど前には道内各地の営業所に賞与を配るため訪問し、その際、唯一家族でキャンプができた。テントを作って、すぐに賞与を配りに行ったが、これが家族の忘れられない思い出となっている。今度は私がこうした楽しい経験や思い出を多くの人に提供したい」とキャンプ場を作った思いを披露した。
式典に出席した北広島市の上野正三市長は「この辺りは寒地稲作発祥の地であり、北広島市・北海道の歴史において大変重要な地域。都会から来られた人の絶好の癒しの場所となることを期待している」とあいさつを述べた。
林総支配人は「オープン初日だが、すでに500件ほどの予約が入り、2か月先まで土日はほぼ埋まっている。この一帯の素晴らしい景観を残しながら、リゾート地としての認知度を高めていきたい。地元の子どもらへの課外学習の誘致も進めたい」と抱負を述べた。
◎関連リンク→ 株式会社エース
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