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    繁忙期重なり傭車なし 大阪市の海コン、需要高まり車両不足

    2012年11月13日

     
     
     

     運送事業には繁忙期と閑散期があるため、繁忙期を迎えた事業者が閑散期の事業者の車両を傭車として確保するなど、需要と供給のバランスが保たれている。しかし、海コン輸送業界では閑散期と繁忙期が、どの会社も同じ時期にあるため、傭車の確保が思うように出来ない。コンテナの配送が出来ないために手当たり次第に傭車を探しているようだ。


     大阪市住之江区の海コン輸送業者は「10月に入って急激に海コン輸送の需要が高まり、一部傭車に頼っている。当社では長く取引のある海コン輸送業者の協力も求めているが、車両台数を減らしているのか、なかなか見つからない。1日数本でも協力してくれる海コン業者を募って、どうにか仕事をこなしている。海コン輸送業界は10年前と比べて運賃が大幅に値下がりし、車両が不足している。また、海コンへの参入が増えて運賃の値下げ合戦が繰り広げられ、傭車も足りなくなった」と話す。
     また、別の海コン輸送業者は「傭車を頼むにも月額で100万円の売り上げを確保しなければきてくれないが、自社車両の売り上げもある程度、維持していかなければならない」と語る。
     関係者は「海コン輸送はトレーラヘッド1台で仕事ができるとして参入したが、1か月の売り上げが80万円程度と低運賃であることから急激に台数が減少した。再び繁忙期を迎え、傭車を依頼しても運賃の低額を理由に協力しなくなったことも傭車不足の原因。最大の理由は、海コン輸送は繁忙期が重なり、ほとんどの業者が忙しくなる。車両の取り合いで急激な傭車不足になっている」と話した。

     
     
     
     

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