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物流ニュース
鴻池運輸 空港の「手荷物ラッピング」サービスを披露
2012年12月12日
鴻池運輸(鴻池忠彦社長、大阪市中央区)は11月28日、関西国際空港で関連会社5社が展開する「空港関連サービス」見学会をマスコミに対し開催。9月末から関連会社・Kグランドサービスが運営する、手荷物をラッピングして守る「バゲージラッピングサービス」が披露された。
鴻池グループでは、関西空港や羽田空港で搭乗手続き業務やラウンジ業務、航務サービス、ランプサービス、貨物の搭降載、機内清掃など一貫した空港関連サービスを提供し、11年度の関連5社の売上高は約108億円。グループ売上高の約5%の比率を占める。
見学会で担当者は「関西空港はLCCの就航などによる旅客数、旅客便の増で非常に元気のあるエリア。業容拡大のビジネスチャンスがあると捉えている」と述べた。
バゲージラッピングサービスは、スーツケースやゴルフバックなどの手荷物にストレッチフィルムを巻き付けラッピングするサービスで、破損や汚れ、盗難防止などのトラブルを軽減できるほか、個数で手荷物超過料金を微収される場合、複数の荷物を一つにまとめられる利点がある。海外の空港ではスタンダードなサービスとして実施され、国内では羽田に続く取り組み。
広報室の佐藤吉秀氏は「運輸事業がメーンだが、売上比率を見ていただいたら分かるが実際には物流事業は全体の約30%」とし、「運輸や倉庫事業以外の様々なサービス内容を知っていただきたい」と述べた。
◎関連リンク→ 鴻池運輸株式会社この記事へのコメント
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