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物流ニュース
土地価格高騰に驚き たった数年で2倍に
2022年11月16日
大阪・南港周辺や堺市の一部では、土地価格が急騰しているという。
大阪市に本社を構え、南港周辺に倉庫や土地を保有する運送A社の社長は、「20年以上前に南港で土地や倉庫を購入し、5年前にも1000坪の倉庫を購入した。しかし、同じ条件の土地や建物が、たった数年で約2倍に跳ね上がっている」と語る。
同社の倉庫や土地も値上がりしているため、「うれしい反面、新規で購入を考えると手が出ない価格なので複雑な心境」と話す。
同じく大阪市に本社を構え、車庫などの用地を数年前に購入したという運送B社の社長は、「沿岸と幹線道路沿いに購入した土地を1年あまりで売却したが、購入価格より数千万円高く売れた」と話す。その高騰ぶりに、「新たに購入する場合にはそれだけ高いのかと驚かされた」と吐露する。
松原市の運送C社は、「荷主の物流拠点として堺の美原区周辺で探していたが、高額だったため、大阪市平野区で手ごろな価格帯の土地を購入した」という。「当初の計画とは違う場所だが、土地の価格帯を考えれば仕方なかった」ため、荷主と話し合いの末、購入したという。
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