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物流ニュース
赤字に陥る運送事業者 燃料高騰で利益が完全消滅
2022年11月7日
燃料価格の高騰で利益が消滅し、赤字に陥る運送事業者が増えているという。
大阪府堺市に本社を構え、建設機器や資材を輸送する運送会社の経営者は「トラックやトレーラなど約15台の車両を保有しているが、燃料高騰で毎月80万円程度、年間で1000万円程度の赤字に陥っている」と語る。
「今まで利益として残っていた分も、燃料費として完全に消滅。このまま燃料価格が高止まり状態では経営が成り立たなくなるため、運賃の見直しを図り、何とかして黒字に変えなければならない」と語る。
同市で鋼材や海コン輸送を展開する運送会社も、「タイヤ交換や簡単な整備・修理を自社で行うことで経費を削減し、利益を残してきたが、いまは燃料高騰で一切残らなくなっている」という。「ちょっとした経費増で赤字に陥る状況。経費削減しようにも、もう取り組みようがない」と嘆く。
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その程度で赤字なら
やめてしまったほうがいい
赤字は赤字しか生まない
昔みたいに、貧乏会社は灯油7割入れればいいよ