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物流ニュース
中央ロジテック 「エンゲージメント経営」導入 中小で一番安全・社員教育できる会社に
2023年1月10日
中央ロジテック(濱崎洋社長、静岡県静岡市)では「エンゲージメント経営」の導入で社内における好循環促進に努めている。
「エンゲージメント経営」とは企業と従業員双方の信頼関係を高めるもので、それによって従業員のパフォーマンスが向上し、ひいては企業に対して貢献できる人材育成につながるとされる。
同社がエンゲージメント経営に取り組み始めたのは一昨年の10月からで、「実績や数字だけを追い求めるのが会社のあり方ではないのではないか」との濱崎社長の考えがきっかけで導入。昨年の5月からはスタメン(愛知県名古屋市)が提供する企業向けSNSツール「TUNAG(ツナグ)」の活用をすすめてさらなるコミュニケーションの深化をはかった。
「TUNAG」は各スタッフが自身のスマホなどにインストールしたアプリを通じて参加できるプラットフォームで、社内情報、eラーニング、健康チェック。ヒヤリ・ハットの共有、事故速報。コンプライアンスなど仕事に関連する情報からペットにバイク、釣りやグルメマップといった私生活に特化したものまで多彩なルームを設定できるのも特徴。機能のひとつである「組織診断」を通しては会社に対する「推奨」「信頼」「愛着」「帰属」等のエンゲージメントステータスを抽出して社内で取り組むべき課題を可視化する。
濱崎社長はエンゲージメント経営を通して実感した効果について「『こんなことを考えていたのか』『そんな一面があるのか』など社員の顔が見えてきた」とコメント。また社風の前向きな変化とともに幅広い交流のきっかけともなる利点をあげて手応えにふれ、「中小企業で一番、安全教育と社員教育ができる会社にしたいと考えているので、そのために欠かせないもの」としてエンゲージメント経営を自社の中核に据えていく構えだ。
◎関連リンク→ 中央ロジテック株式会社
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