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物流ニュース
近畿倉庫事業協同組合 フォークリフト安全講習会で組合員各社の情報を共有
2023年1月13日
近畿倉庫事業協同組合(堀畑浩重理事長、阪南倉庫社長)は11月24日、エル大阪(大阪市中央区)でフォークリフト安全講習会を開催。6社から16人が受講した他、オブザーバーとして堀畑理事長と、人材確保育成事業委員長の岩本保治氏(エスケーロジ社長)らも出席した。
堀畑理事長は開催のあいさつで、「フォークリフトの事故は大きな怪我につながり、大事な建物や施設を壊してしまう可能性もある。しっかりと議論して、一人ひとりの技能の向上はもちろん、『知識』という名のお土産を会社に持って帰って頂ければ」と激励した。
テクノ経営ウェブソリューションズの岩崎行緒氏が講師を務めた。休憩を挟んで計6時間というボリュームのある講習会となったが、随時にグループ討議の時間を設けるなど情報共有に重きを置いた内容で、「点検における問題点や困りごと」「最近起こったヒヤリ・ハット」などテーマごとに様々な意見を交換するなど、参加者は講師のアドバイスとともに他社の取り組み事例を吸収した。
同協同組合が主催してフォークリフト安全講習を実施したのは今回が初となる。堀畑理事長は、「一般的な講演は、講師の話を聞くだけの『一方通行型』で、各社それぞれが自社で生かすことに留まる。しかし今回は、組合員各社の良い取り組みや課題などの情報を共有できるよう、ワークショップ形式で組合員それぞれが意見を出してもらうというオーダーメイド型の講義を採用した」と説明。「今回、趣旨に賛同して多くの方に参加して頂けた。これから先も『協同組合だからこそ出来ること』を見つけて、実践していきたい」と手応えを感じていた。
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